オフショアジギングとは、船の上から金属製のルアー(ジグ)を使い魚を狙う釣り方です。
その中でも、メインターゲットとなる青物類を釣り上げるためには、
ドラグ能力の強いリールが必要不可欠です。
そこで今回は、近年人気のエリア、大阪湾(紀北)ジギングで使用するリールの特徴、
ベイトリールからスピニングリールのおすすめを紹介していきたいと思います。
ぜひ、最後までご覧になってください。
オフショアジギングで準備するものについてはこちらの記事
オフショアジギングの青物の釣り方はこちらの記事
1 大阪湾で使用するリールの選び方・基準
大阪湾で使用するリールには3つの基準があります。
・リールの種類
・リールの大きさ
・ギア比
・リールの種類・特徴
リールの種類はベイトリールとスピニングリールの2種類です。
・スピニングリール
高いドラグ性能で大きい魚も無理なく上げてくることができるのと、
巻取り量が大きい分、疲れにくく、アクションの幅が広がります。
・ベイトリール
着底(ジグが海底につくこと)がわかりやすいのと、
カウンターで水深が把握できたり、フォールレバーでジグの落とすスピードを変えることができる。
大阪湾でおすすめのリールはベイトリールです。
大阪湾は、岩礁地帯が多く流れが速い、根がかりのリスクが高い為、
着底が分かりやすいベイトリールが向いている。
又、大阪湾で青物を狙う場合、主に、底から10~20メートルまでを狙うことが多い為、
巻取り量が少なく、フォールレバーなどを活用し、底をじっくりと狙えるものがいい。
・リールの大きさ
・スピニングリール
シマノの5000〜6000番、ダイワのLT5000〜LT6000番(旧3500〜4000番)
・ベイトリール
シマノだと右巻きが1500番 左巻きが1501番
ダイワだと右巻き300番 左巻きが301番
・ギア比
ギア比には、PG(パワーギア)・HG(ハイギア)・XG(エクストラハイギア)があります。
PG<HG<XGの順番で巻取り量が大きくなります。
ギア比の選ぶ基準は好みによって違いますが、
おすすめは、PG(パワーギア)・HG(ハイギア)です。
2 【スピニングリール】 おすすめ ⦅初心者向け~上級者向⦆
【初心者向け】
(1) シマノ 21スフェロス SW 6000HG
防水性能を誇るXシールドをはじめ、Xプロテクト、X-SHIP、HAGANEボディなど
価格帯の常識を打ち破るテクノロジーを惜しげもなく搭載し、過酷なソルトシーンに対応する。
(2) ダイワ 23BG SW 6000D-H
ディにねじ込みハンドル式の大口径タフデジギアを搭載しパワフルな巻き上げを実現。
LC-ABS搭載で「トラブルレス」&「飛距離UP」
(3)ダイワ 21フリームス LT6000D-H
ZAION V製ボディとZAION V製エアローターを搭載する事により、
更なる軽量化と剛性UPを両立する事を可能にした次世代FREAMSの誕生。
疲れにくく、なめらかな巻き心地。
【中級者向け】
(4) シマノ 20ストラディック SW 6000HG
軽やかな巻き上げに加え、力強さをも実現させるインフィニティドライブを搭載し、
主導権を握りながらのファイトが可能。 さらに、ラインローラー部への水の浸入を
シャットアウトするXプロテクトにより、耐久性も向上。
(5) ダイワ 22カルディア SW 6000D-H
巻き上げパワーを生かし、青物狙いにおすすめの 大型スピニングリール。
10㎏を超える大型の青物に対しても、 ドラグを滑らせながら強引なファイトで寄せる 事が可能。
(6) ダイワ 18ブラスト LT6000D-H
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで
海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造。
ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持。
長年愛されているコスパ最強リール。
【上級者向け】
(7) シマノ 21ツインパワー SW 6000HG
ハードな使用にも耐える剛性感とタフネス、海水の侵入を防ぐ強固な防水性能、
そして何よりも求められるのは巻き上げのパワー。
新しいツインパワーSWはインフィニティドライブ、
ヒートシンクドラグなどステラSWの強さを受け継ぐ機構を惜しげもなく搭載。
(8) ダイワ 21セルテート SW 6000-H
非常に軽く耐久性の高いモノコックボディは、大口径のジュラルミン製ギアが内蔵。
シャローエリアでの、ハイピッチジャークを繰り返すような場面でも、
体への負担がとても少ないメリットがある。
(9) シマノ 20ステラ 6000HG
『性能』『使用感』『耐久性』どれをとっても、最高峰のスペックを搭載。
あらゆるオフショアフィッシングが、最高峰の次元で楽しめる。
(10) ダイワ 23ソルティガ 6000-H
汎用性が非常に高く、ショアとオフショア兼用のアングラーにはこのアイテムが最もオススメ。
PE3号クラスを使用する良型狙いのカツオゲーム、ヒラマサジギングでも抜群の使用感。
驚異の巻き上げトルクを実現するフルメタルモノコックボディと大口径ギアの搭載で、
引きの力強いターゲットにも、しっかりと対応。
3 【ベイトリール】 おすすめ ⦅初心者向け~上級者向⦆
【初心者向け】
(1) テイルウォーク ワイドバサル VT81R 右巻き
パワー、レスポンス、手軽さを兼ね備えたパワーゲームリール。
両サイドパーミングカップ&センターフレーム は グラファイト素材で軽量化を実現。
(2) アブガルシア オーシャンフィールド BG 右巻き
ポジションパワーハンドル搭載で、釣りに合わせてハンドル長さを調整できる。
幅広いジャンルの釣りで使用でき、初心者にはおすすめのリール。
【中級者向け】
(3) シマノ 17グラップラー 300HG 右巻き
剛性に優れる「HAGANEボディ」に「X-SHIP」、「マイクロモジュールギア」、
「エキサイティングドラグサウンド」など先進の機構を搭載。
低価格帯ながら、しっかりとした剛性!なめらかな巻き心地。
初めてのリールならこのリールがおすすめ!!
(4) ダイワ 19キャタリナ 15H-SJ 右巻き
何と言っても、とても大容量の糸巻きが可能。
力強い巻き感で、深い水深でも軽々と大物を巻き寄せることが可能。
【上級者向け】
(5) シマノ オシアコンクエスト CT 300HG 右巻き(カウンター付き)
高精度金属ボディとマイクロモジュールギア 新型フォールレバーとインフィニティドライブ
視野角が向上したNEWラインカウンター コンパクトなSボディ 強力な耐久性と防水性能。
見た目がとても高級感があり、使っていて楽しい商品。
(6) シマノ オシアコンクエスト 300HG 右巻き
形状は楕円形のT型で、握り込みやすい点も魅力的。
大型の青物がヒットしてもオシコンのパワーを活かして
ハンドルを力強く巻くのをノブがアシストします。
また力強く握ってハンドルを回しても滑りにくく、安定したファイトをサポート。
さらに高級感のあるコルクノブは、オシコンの高級感をより一層高めます。
(7) シマノ 17オシアジガー 1500HG 右巻き
回転抵抗を最大約60%排除した驚異の「巻き」が、新たなジギングの扉を開く。
より効率的な巻き上げを実現する上でキーとなるのは、
ピニオンギアをスプール側で支持するグリスベアリング。
銀色に統一されたデザイン。
長年愛されているリールで、大物がかかっても楽々引き上げる。
(8) シマノ 19オシアジガー Fカスタム 1500HG 右巻き
ハイエンドジギングリールであるオシアジガーにフォールレバーが搭載されたモデルです。
HAGANEボディやXプロテクトによる耐久性や、
インフィニティドライブやマイクロモジュールギアによる操作性が特徴。
(9) ダイワ 22ソルティガ 15H 右巻き
回転・操作・耐久を極めたフラッグシップジギングベイト。
85-95mmカーボン製クランクハンドルアームを標準装備し、
軽量化かつ操作性を追求したタックルバランスを実現。
4 まとめ
今回は、オフショアジギングのリールの選び方とおすすめのリールを紹介しました。
オフショアジギングは、大型青物に対抗できるリールが必要となります。
なので、最低限のリールでも、お値段が少しお高めになりますが、
初めて買うものでも、しっかりとした性能のあるリールを選ぶことをおすすめします。
大阪湾の遊漁船には、基本的にレンタルタックルが用意されているので、
最初はそちらを使用してもいいと思います。