夏に向けてイカメタルゲームが熱くなってきます。
今年の夏イカメタルを楽しむために今のうちに釣り方やコツを覚えておきましょう!!
この記事はこれからイカメタルを始める方や釣れずに悩んでる方の為に
私がこれまで釣ってきた方法を教えていきます。
イカメタルを始めるのにあたって用意するものについては
こちらで説明していますのでご覧になってください。
(1) 釣り方・釣る順序
初めに「釣る順序」について簡単に説明します。
1.タックルに仕掛けを付けます。
この時に、最初に付ける浮きスッテ・エギ、鉛スッテは
乗船する船の前日の釣果情報をもとに、釣れているカラーを付けるのがいいと思います。
基本的に明るいうちは、ナチュラルカラーで、暗くなれば、派手目なカラーを付けます。
鉛スッテの重さは、その時の水深、潮の流れで変わりますので、
一緒に乗船している方に合わせましょう。
※同じ重さにしとかないと、他の方とライントラブルになるリスクがあります。
2.仕掛けを海に投入します。
イカメタルなので、真下に落として大丈夫です。
まず、初めは仕掛けを1番下(底)まで落とします。
明るいうちや、光を焚いてすぐの時にはイカはまだ底の方にいる可能性が高い為、
底を探るのが基本となってきます。
3.仕掛けが底に着いたら糸ふけをとる。
仕掛けが海の底についたら、すぐに糸ふけをとってください。
※底についてすぐに糸を巻かないと、根がかりのリスクがあります。
4.アクションを行う。
アクションについては、基本のアクションから応用まで後ほど説明します。
5.船のライト(光)がついたら少しずつ上げていく。
船のライトが付いて30分ぐらいが経ったら
少しずつ仕掛けを上にあげていき広範囲に探っていきます。
この時間からイカがいれば、少しずつあたりが増えてきます。
周りの方も、釣れ始めるタイミングになるので、その時には、
釣れた水深とカラーを確認しましょう。
自分が釣れた場合、他の方に情報を教えてあげましょう。
ポイント:船に乗っている方と情報を交換して同じ水深(タナ)を狙うことで
イカがその水深に集まり、釣れやすくなる。
みんなが違う水深を狙ってしまうと、イカの群れがばらつく。
6.イカの群れ、水深が分ったらひたすらその水深を狙う。
ベイトがいる所にイカが寄ってくるので、ベイトが増えてきたらチャンスです。
その水深をひたすら狙いますが、カラーのローテーションは忘れずに!
カラーのローテーションをしないとイカに飽きられそのうちあたりがなくなります。
7.イカがかかったらゆっくりと上げてくる。
イカがかかったら慌てずにゆっくりと上にあげてきてください。
イカの足は簡単に切れてしまいますので、ゆっくりとリールを巻いてください。
テンションは絶対に緩めたらいけません。
逃がしてしまう恐れがあります。
8.イカが水面まできたら、テンションを緩めずに上げてください。
初心者にありがちなのが、最後の最後に油断してテンションを緩めてしまい
水面でバラしてしまう(逃げらる)事です。最後まで油断は禁物です。
これまでが、釣る順序になります。
これらを踏まえてこの後、もっと詳しく釣り方・しゃくり方について説明していきます。
(2) 基本のアクション・しゃくり方
イカメタルでもっとも重要なのが【止め】です。
しゃくった後にロッドをピタッと止めることがとても重要となってきます。
止めたタイミングでアタリがでるので、
この時にロッドがぶれたり・動いていたりしたらアタリを見逃してしまいます。
ロッドを止めたタイミングは集中してあたりを待ちましょう。
止めは10秒~長い時は20秒ほど待ったりもします。
イカメタルでのしゃくり方は主に2種類あります。
(1) 2~3回ワンピッチでしゃくって止める
このように2.3回しゃくってエギを跳ねさせて止めるやり方です。
しゃくることでイカにアピールし、止めたタイミングで食わせます。
(2) シェイクして止める
ロッドを手首を使ってシェイクして仕掛けを震わせるやり方です。
シェイクしてイカにアピールをし、その後に止めて食わせます。
やはりどちらのアクションも最終的には止めるタイミングでエギにアタックしてくるので
止めてあたりを待つことが重要になってきます。
(3) 応用のアクション・しゃくり方
応用と言っても先ほどのやり方をベースにします。
(1) ワンピッチして止めた後にあたりがあっても乗らない場合には、
シェイクをして同じ棚でアピールします。
同じ棚で、違うアクションをすることで、イカに違うアピールができ効果的です。
この2種類のアクションを組み合わせることで大抵のイカは釣れます。
しゃくる回数や、しゃくる強さ・テンポを変えてみるのも効果的です!!
(2) ワンピッチでしゃくり、最後のしゃくりを大きくし、
ロッドを一番上からゆっくりとおろしてくるやり方です。
ロッドをゆっくり下ろしてくる時に、
竿先が上に跳ねたり、ぐっと下に入るあたりがあります。
(4) イカメタルのあたりの取り方
イカメタルには主に竿先に3種類のあたりが見て取れます。
(1) 竿先が入り込むあたり
(2) 竿先が上に跳ねあがるあたり
(3) 竿先が震えるあたり
最初はなかなかあたりを取るのが難しいと思いますが、
このようなあたりがあることを頭に入れておけば、ヒットに繋がると思います。
ポイント 自分の中でいつもと違う動き、違和感を感じたら
すべて合わせるようにしましょう!!
もし、それで掛からなくてもその合わせが1つのアクションとなります。
(5) まとめ
イカメタルは初心者でもコツさえ掴めば簡単に釣ることができます。
難しいアクションでなくても、ただ巻きや、ロッドを上下させるだけでも
立派なアクションになります。
ですが、アクションを行った後の止めがとても重要です。
あたりを取る為には、しっかりとロッドを止めて竿先に集中しましょう。
イカがいれば必ず違和感があります。
違和感が分って全部合わせていれば、そのうち絶対にイカは釣れます!
この記事を読んで、皆さんが今年イカが釣れることを願っています。
楽しい夏にしましょう。
最後まで見て頂きありがとうございました。