ここ数年人気急増している釣り、それがイカメタルになります。
初心者の方でも、比較的釣りやすく、数が狙える釣りとなります。
シンプルな上にタックルやテクニックで
釣果に差が出る釣りなのでとても奥深く釣り人を夢中にさせています。
そこで今回は、今からイカメタルを始めたい人の為に
必要な装具を紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてください。
(1) イカメタルとは?
イカメタルとは、船の上で鉛スッテと浮きスッテと呼ばれる
疑似餌を使ってイカを狙う釣り方です。
とてもシンプルな釣りで、テクニックやタックルで釣果に差が出ます。
初心者の方でも、当たりやコツさえ掴めば
1回の釣行で100杯行くことだってあります。
釣っても楽しい・食べてもおいしいそれがイカメタルです。
(2) 釣れるイカの種類と釣れる時期
1 剣先イカ(赤イカ・白イカ・マイカなど地域によって呼び方が違います)
イカメタルにおいてメインで狙うターゲットが剣先イカとなります。
柔らかくて、程よい噛み応えがあり、とても甘くておいしいイカです。
一度食べれば癖になること間違いなし!
釣れる時期は5~9月で、夏頃がベストシーズンとなります。
2 ヤリイカ
ヤリイカは槍のような見た目からその名が付けられています。
10~4月頃に船から狙うことができ、透き通った綺麗な身でとてもおいしく
高値で取引されるぐらい人気のイカです。
3 スルメイカ
スルメイカはコリコリとした歯ごたえがあるのが特徴で
刺身ではもちろん、火を通したり、干物にするとものすごくおいしいイカです。
シーズンは、5~9月がメインとなってきます。
4 紋甲イカ
全体的に茶褐色の体色を持つ紋甲イカです。
外見の最大の特徴は胴体に浮かぶ独特の模様です。
別名カミナリイカとも呼ばれていています。
目のような見た目で不気味ですが、食べるととてもおいしく
分厚い身で食べ応えがあり、人気のイカです。
旬は3~5月の春シーズンです。
(3) イカメタルで使用するタックル
イカメタルで重要なのがタックルとなります。
タックルは釣果に差が出るので慎重に選びたいところですよね。
どんなタックルを選んだ方がいいのかを説明していきたいと思います。
タックルには、ベイトタックルとスピニングタックルがあります。
どっちを使っても問題なく使用できるのですが、
初心者の方にはベイトタックルをおすすめします。
・なぜベイトタックルがいいのか?
ベイトタックルには2つのメリットがあります。
・1つ目は水深が分りやすいこと!
ベイトタックルと言っても水深が分るカウンター付きのものを用意してください。
イカメタルにおいてイカがいる水深(棚)を把握することはとても重要なことで
これが分らないとまず、イカを釣ることができません。
・2つ目はフォール時のあたりが取りやすいこと!
イカは基本フォール中にあたりがあるので、そのあたりが取れることで
釣果アップに繋がります。
他にも、フォールスピードを変えることができたり、手返しがいいのも
メリットとして挙げられます。
・ベイトタックルの選び方
【ロッド】
まず、ロッドには「掛け調子」「乗せ調子」の2種類があり
そこは自分の好みで選びましょう。どちらでも大丈夫です。
長さ:一般的に6~7ft
硬さ:ML~MHの表記のもの
20号・25号までを扱えるものを用意するといいでしょう。
※地域により潮が早い所は30号まで使用することがあるの乗る船に確認してみましょう。
【ベイトリール】
PEライン0.6号が200m以上巻けるもの
表記は100番~150番のものを選びましょう。(右巻き・左巻きがあるので注意が必要!)
イカメタルにはパワーは必要ないので、なるべく軽量な物を用意するといいでしょう。
タックルまとめ
・初心者の方はベイトリールがおすすめ
・ロッド
長さ:一般的に6~7ft
硬さ:ML~MHの表記のもの
20号・25号までを扱えるもの
・リール
PEライン0.6号が200m以上巻けるもの
表記は100番~150番のもの
なるべく軽量な物
(4) PEライン・リーダーの選び方
・PEライン
出典:http://www.gosen-f.jp/products/list.php?id=1495688708-941681&p=1&ca=2
PEラインは各メーカーからいろんな種類が出てますが、
メーカーは自分の好きなメーカーで大丈夫です。
ラインの長さ:200メートル以上
ラインの太さ:0.6号~0.8号
細ければ細いほど繊細なあたりが分かりやすいですが、
切れやすくなるのがデメリットです。
縒り本数:4本縒りでも8本縒りでも大丈夫です。
ラインの色:単色ではなく5色などの10メートルごとに色分けしてあるもの
・リーダー
リーダーは主にフロロカーボンとエステルの2種類に分かれます。
フロロカーボンは耐久性が高く、エステルは伸びにくく感度に優れています。
どちらでも大丈夫ですが、
私のおすすめは、エステル素材のリーダーです。
当たりがとてもとりやすいです。
ラインの太さは3号を基準に選ぶといいでしょう。
(5) スナップ・リング
各メーカーからいろんなスナップ・リング関係が出てると思いますが
自分が好きなメーカーで大丈夫です。
スナップがあるとスッテ・餌木などの取り回しがとても速く楽になるので便利です。
また、スイベル、2又・3又サルカンなどがあればもっと便利となります
(6) 仕掛け
イカメタルの仕掛けと言ってもいろんな仕掛けがあります。
その中でもシンプルな仕掛けを紹介します。
上の写真が基本の仕掛けとなります。
真ん中に浮きスッテや餌木を付けて、一番下にオモリとなる鉛スッテを付けます。
餌木やスッテのつなぎ目には、三又サルカンなどを使います。
複数の浮きスッテや餌木を付けることができますが
もちろん増えれば増えるほどライントラブルに繋がりやすくなります。
また、乗る船によっては、2個までなど制限がある所があるので注意が必要です。
このように仕掛けを説明しましたが、
初心者にとってはこの仕掛けを自分で作るのは難しいと思います。
このような時に便利なのが市販で売られている仕掛けです。
この仕掛けを使えば簡単です。
後は自分好みのスッテや餌木、鉛スッテを付ければセッティング完了となります。
便利ですよね!
今では、いろんな種類の仕掛けが釣具屋などで販売されています。
自分に合った仕掛けを選んでみましょう。
(7) 浮きスッテ・鉛スッテ・餌木
次にイカを釣る為に必要なスッテ関係について説明します。
・浮きスッテ
浮きスッテとは、仕掛けの真ん中に付ける、軽いスッテのことを言います。
各メーカーで使ってある布が違ったり、掴むと柔らかい感触のものだったり
カラーが違ったりといろんなスッテがあります。
・鉛スッテ
鉛スッテは主に仕掛けの一番下に付ける、重いスッテとなります。
これがあることで沈みますので、言ったらオモリみたいなものです。
もちろんこの鉛スッテにもイカがかかります。
その日の水深、潮の流れで重さを変える必要があるので、
20号をメインに15号・25号・30号ぐらいまでを用意しておいたら心配ないと思います。
・餌木(えぎ)
餌木(えぎ)は見たことある方結構いると思います。
主に浮きスッテと同じような使い方をします。
夜焚き専用の餌木が販売されてありますが、
もちろんエギングなどで使っている餌木も使用することができます。
大きさは、2.0号~2.5号を使用するといいでしょう。
まとめ
浮きスッテ・鉛スッテ・餌木どれでも言えることなんですが、
その日やその場所でヒットするカラー、形状は違います。
その為、いろんな種類のものを用意しておくと釣果アップに繋がります。
当たりが無かったらどんどん交換していき、
その日のヒットカラーを導き出しましょう。
(8) まとめ
最後まで見て頂きありがとうございました。
今回はイカメタルを始めるために必要なものについて説明しました。
これから夏に向けてイカメタルゲームはベストシーズンを迎えます。
シーズン入りをすると、イカメタルの道具関係は店によって品薄状態になります。
今の内に揃えておくと、よりいい商品が手に入るかもしれません。
今年の夏はぜひ、楽しいものにしましょう。